今日の日記は長いです!!(笑)
最近、毎日のように涙してしまう。
いよいよ日が迫ってきた公演について涙し、テレビを見ては涙し、何かを思い出しては涙し。。。「年をとると涙もろくなる」というウワサは、本当なのかしらと思ってしまう。。。
まず1つめの「公演について涙し」について。
・・・なかなか上手くいかない、というか何をどうしていいかわからない。
そして、悩む。
「芝居をどう作り上げるか」、から始まり、「今この公演をする意味について」、「いま私が伝えたいことについて」など考え出したらきりが無い。
悩んだ末、考えたことを稽古してみる。
・・・ダメ。イメージどおりにならずまた悩む。
そして悩みはあれやこれやと、芝居のことだけに留まらず、インフルエンザのニュースやら、その影に隠れたのかあまり報道されなかった様に思うスリランカの内戦終結のことやら、いろんな日常とごちゃごちゃと発展していく(^_^;)
あまりにものを知らなくて、恥ずかしいのですが、スリランカの位置がわからなくて(正直内戦のこともすっかり忘れていた)、世界地図を引っ張り出し、「現在戦争中の国マップ」を見て、また、いろいろ知らないことを調べたりしているうちに、芝居のことからすっかり脱線して一日が終わってしまったりする。
そんな日を延々過ごしていくなか、救いはやはり仲間。
いま、「一葉口説き」を一緒に作ってくれている方々に会うと、いろいろ問題が解消され、そして、いつもの仲間、「劇団飛び道具」のメンバーに酒を飲んでクダを巻き、解消された。(迷惑な話だろうが・・・)
何とかいいものになりそうな気がしてくる。。。
悩みはどんどん押し寄せてくるけれど、私はどうしても、気楽に作品が作れない性分で、そういうところは困ってしまうし、ぜんぜん熟睡できない夜が続くが、悪くはないな、と思う。
一昨日朝5時、もう寝なければヤバイと思い、ベッドにはいるが、なかなか眠れずテレビをつけた。「生きる×2」というドキュメンタリー番組がはじまった。
特集『おばあちゃん劇団ほのお 平均年齢75歳』
・・・最後まで見てしまった(笑)
面白かった。。。そして、感動した。。。
座長は93歳の女性。脚本・演出・出演をこなす。
新作が出来ると、打ち合わせを1回。そして、本番。・・・ええっ!!
どうなってんの???
本番の様子が放映される。
演技が、、、なんていったらいいのだろう、、、予想を裏切られた。
全然芝居くさくない。
生の声のように聞こえる。
それでもって、ゲラゲラ笑ってしまうようなユニークな部分もある。
作品は一人暮らしの老人の孤独について描かれていた。
93歳の座長演ずるおばあちゃんが、マルチ商法にひっかかる。なんだかわからない“健康によさそうな薬”を持ってきた二人組みが、おばあちゃんに優しく接し、お喋りを楽しみ、最後にその薬を30万円でどう?と言う。
おばあちゃんは、二人の親切が嬉しくて、年金はたいて買ってしまう。偽りの親切に騙されて。
その後、息子夫婦がやってきて、薬を発見する。
「30万円で買った」と言うと、息子たちにめちゃくちゃ叱られる。
「優しくしてくれたから・・・あの人たち、親切にしてくれたんだよ」と泣くおばあちゃん。
一人暮らしの老人が、今、自分の目の前で泣いているような錯覚を覚えた。
ぼろぼろ涙してしまう。
ニュースで、老人の一人暮らしの様子を見ることはよくあるけれど、不思議だけれど、この劇団の公演風景を見るほうが、私には生々しく伝わるものがあった。私は、演劇に期待していることが、この劇団ほのおにはあるような気がして、とても気持ちがスッキリした。
93歳の座長。公演の朝。
自分の家から衣装やら小道具やらを自分で運び出す。
大きなダンボール1つと、あと袋に入った荷物がいくつか。
持ちきれなくてダンボールは玄関から、足で蹴り出した!
舞台も自分たちで作って、「幕、あと50センチ上げて~!」などと、
テキパキ指示をだしている。
まるで私たちの公演の朝と同じだ。
熱い!
ぼろぼろ涙を流しながら、こんな熱いばあちゃんに私はなりたい。